自律神経の乱れを引き起こす”ストレス”

日々起こっている事は全てストレス
私達の日々の生活の中で起こる事は、良い事も、悪い事も、全て心身にとってはストレスなのです。
不安や恐怖を感じた時、緊張状態や興奮状態にある時、空腹時や運動時、怒りや悲しみの感情を感じた時…など
脳はストレスを感じます。
ストレスを感じた脳は、心身を普段の状態に戻す為にホルモンの分泌を司令します。
例えば危険な場面に遭遇した場合…少々極端ですが、曲がり角からトラが出て来たとしましょう。 「危ない!逃げなければ!」と脳が感じ「アドレナリン」と言うホルモン分泌を司令します。
アドレナリンは運動能力を高める為筋肉を固くしたり、血圧や糖質を上昇させます。
もしその時、どこか体に痛みがあったとしても、アドレナリンの分泌で痛みに対する感覚も少なくなります。 痛いとか言ってる場合ではなく、とにかく逃げなくてはいけませんから…
このようにその時々に応じて体を対応出来るように放出される様々なストレスホルモンは、生命を維持する為に必要不可欠なのですが、反面、普段の状態に戻す事は体にとっては負担になります。
あまりにも長期間ストレスホルモンの放出が続くのは心身のエネルギーをかなり使う事になり、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
ちょっとしたストレスを解消せずに放置してしまうと、いずれ大きな積み重ねとなり、心身を危険な状態に導いてしまう事になります。
キラーストレスと言う言葉を聞いた事がある方も多いと思います。
あるテレビの報道番組で、小さなストレスの積み重ねが生命の危機までをも招くところからの造語として使われていました。
では、ストレスが全くない人生が良いのかと言えばそうではなくて、程良いストレスを感じる事は、満足感や達成感を感じたり、自己の成長に繋がったりします。
ストレスとうまく付き合うために
同じストレスでも、捉え方や見方が変われば、それに対する自律神経の働き方も違って来ます。
ストレスと上手に付き合う事は、健康的で充実した人生を送る事に繋がります。
では、どのようにすればストレスと上手に向き合えるのか…
ストレスを感じたら、ぱーっと遊びに行く?飲みに行く?
リラックスタイムを充実させたり、色々なストレス発散方法はありますが…。
ストレス解消の鍵は私達の無意識の中にある、「脳の考え方のクセ」の改善にあります。
本来人間には太古の昔より、生命を守る為の防衛本能として、不安や恐怖を感じるクセがついています。
なので物事に対して、ネガティブな方向から考えたり、行動したりするのは当然と言えば当然の事なのです。
しかしながら、起こってもいない事に対して脳が不安や恐れを感じる事で、ホルモンが長期分泌や過剰分泌され、本来、生命を維持する為の働きをする自律神経を乱す事になってしまいます。
私達の意思とは無関係に心身を守っている自律神経を、私達の無意識が乱していると言うワケです。
普段、私達が意識していない無意識が健康や人生に大きな影響を与えているのです。
次回は「無意識」についてのお話しです。
これを理解すると一時的なストレス発散ではなくて、根本的にストレスを解消する事が出来るようになります。
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