むくみ解消には腸内環境を整える事が大切

腸内環境と「むくみ」の関係

前回お話したように、血液がドロドロになると、細胞にまんべんなく運ばれるはずの水分が細胞に届かず細胞と細胞の間に流れ出し皮下に溜まって「むくみ」となります。

血液がドロドロになる原因として腸内環境の悪化があげられます。
腸は第二の脳とも呼ばれており、24時間絶え間なく働いて生命を支えています。

胃から消化、吸収されやすい形に整えられた食物を、酵素の働きで消化して、栄養分を吸収し、さらに水分を吸収した後、便として排泄します。

 

 

体内の免疫細胞のおよそ60%が存在する、人体最大の免疫器官である腸内の環境を整える事は美容と健康に大きく影響して来ます。

腸内には数百種600兆個の細菌が生息していて、種類ごとにグループを作ってまとまっている形が、顕微鏡などで見るとお花畑のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれています。

この腸内細菌は善玉菌・悪玉菌・日和菌の3つに分類されます。

善玉菌は乳酸菌やビフィズス菌などで、悪玉菌の増殖を抑えたり、腸の煽動(せんどう)運動を促進して老廃物や毒素を便として排泄します。
悪玉菌は大腸菌などの発ガン性のある有害な物質を作ります。
日和菌はどちらにも属さず、形勢を見て優性な方に同調して作用します。

 

むくみの解消には、腸内環境のバランスが大切

善玉菌(約20%)・悪玉菌(約10%)・日和菌(約70%)のバランスで腸内環境を保つのが理想的ですが、様々な要因で日々変化してしまいます。

不規則な生活習慣や運動不足を解消して腸内環境を整え、血液のドロドロ化を防止し、体の巡りを良くする事が「むくみ」の解消に効果的だと言えます。

また腸の働きは自律神経とも大きく関わりがあり、自律神経の乱れも腸内環境を悪くさせる大きな要因で、「むくみ」の原因になります。

 

次回は「むくみと自律神経」についてのお話しです。

 

<<前の記事を読む   続きを読む>>

 

 

むくみの解消には、骨と筋肉の歪みの調整を行い、正しい姿勢へと導きながら、代謝を促進させ、老化の速度を遅らせて見た目に美しいボディラインを創り上げる、手技のみのテクニック「美・Body Shape」がおすすめです。

 

関連記事

ページ上部へ戻る